fixedpoint.jp


/dev/shm について (2012-06-28)

POSIX の共有メモリーオブジェクトは shm_open() で作成され、Linux では多くの場合 /dev/shm に対応するファイルが作成されます。逆に何らかの原因で /dev/shm に入出力できなくなると困ってしまいます。

このディレクトリの既定のマウントオプションについて、ディストリビューションによって方針が異なるようです。Arch Linux では tmpfs で noexec,nodev,nosuid というオプションを与えています: https://wiki.archlinux.org/index.php//dev/shm

一方 RHEL では、単に defaults としています: https://bugzilla.redhat.com/show_bug.cgi?id=664457

また、Debian などではこのディレクトリを /run 配下に統合する計画が進められています: http://wiki.debian.org/ReleaseGoals/RunDirectory

参考


© 2006-2023 fixedpoint.jp